青い空 aoisora kiyokku@globallink21.com

おおきな木

絵本「おおきな木」シェル・シルヴァスタイン 著
篠崎書林 1140円
3歳から99歳まで読み方100通りの
絵本を超えた絵本

1964年アメリカ初版
1973年フランス初版
1976年日本初版

昔、1本のリンゴの木があり、
かわいいちびっことなかよし・・・

私は大きな木を見るたびに、その絵本を思い出します。
私の原点であり、目標です。
大きな木は言っている
私は連綿と続いている祖先のいぶき
おおいに私を踏み台にしなさい
そしてまた、あなたも次代の
踏み台に心からなりなさい

私たちはそれに感謝しながら
いい意味で、すねをかじらせてもらうことにしよう
私たちは忘れてはならない
自分たちだけではないことを
自分の体は、自分だけのものではない。
人間の中にある情報は、自分の力だけで築いたの?

お願いだから、傷つけないで
大切な命だから

「人という字は支え合わないと作れない。」
金八先生が言っていた
人はけっして一人ではない

おおきな木は言っている
私は待っているずーっといつまでも待っている
たとえあなたが道をはずれても

私のもとへ
やってくるのをここで待っている

私はあなたを一人にはしない
私はあなたと共にいつもいる

大丈夫大丈夫
どんな苦労があろうとも
大丈夫
きっとあなたなら乗り越えられるから

それでも朝は来る
太陽は昇りそして沈む
風が踊り鳥がさえずる
木々は萌え花は香り
甘い匂いをはこんでくる
大丈夫
あなたなら

大丈夫

その時まで
私はここで待っている


01.2.15


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