資源
今、何かをつかんでみてください。
なんでもいいです。
マウスでも、ペンでも、車のハンドルでも、紙切れでも。
手にしたものをよく見てみてください。
その手にしたもの、使わなくなったら、使えなくなったらあるいは使い終わったら。
いらなくなったら、どうしますか?
どこかにしまっておきますか?
すぐ捨てますか?
捨てられたらどうなるのでしょうか。
では燃やすなら、有害ガスが出ないようにするだけでいいのでしょうか。
燃えないものは、どうするのでしょうか。夢の島という埋立地は夢のゆの字もありません。
異様なにおいと、鳥の群れ。
それを土に埋めたとしても、土になれるはずもない。
貝塚のように、未来の人がそれらのごみを掘りおこしたらなんて言うだろうか。
土にかえれないものは土壌を汚し、地下水を汚し、海を汚し、青い空を灰色にする。
なにが悪い?
燃やせるものは燃やせばいい。そんなはずはない。
燃やすと有害ガスがでるからと埋めればいいのでもない。
初めから考え直さないといけないのではないだろうか。
限りある資源なのだから。
元の材料から考えなくては。純一郎さんが言っていた改革の一つ。
かたちを変えて新しいものになるものを。
リサイクルとはちょっと違う。
捨てることなく半永久的にかたちを変えて市場にのれる材料を。
使い捨てにならない材料を開発しよう。
美しい地球のために、智恵をしぼろう。
01.6.23
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